テンヤの魅力

今回のテンヤの魅力は

木鶏丸常連さん若手bPの圓野謙治様に執筆を御願いしました。

圓野様は大和ハウス工業(株)の中で設計を
担当されていると聞いています。さすがにテンヤで魚を誘う
鯛釣りでも設計の中にある細やかさ繊細さが各所に出た
魚釣りをされるなと常々思っています。

                         木鶏丸


先日、船長からテンヤの魅力お願いします。と言われて書いています。

私の場合、釣果はあまり気にしません。(けど、1匹も釣れないとかなりあせりますが・・・。)

会社では設計をしているので外に出たい!
毎日、パソコンとニラメッコなので気分変えたい!
陸地から縁の切れた世界があんじゃないか?
家族が2人なので沢山釣っても食べれないこと!
などなど・・・。

会社の人に言われるのは、「釣りに行った後、顔つきが優しくなるね!

多分、これが一番の理由だと思います。
船に乗ると、船長の笑顔!
同船の釣り好きの人!話も釣りの話ばかりで楽しい!
ここで面白い事は、日常の生活とは違う上下関係のないお付き合い!
皆様の顔は、唯の少年の顔に戻っていると思います。

あとは、釣れた魚を自分で捌いて食べる喜び!
自分専用の出刃包丁と刺身包丁を買って、釣りに行く前の日には刃を研いでいます。
僕は捌くのが下手なので、ハサミを多用していますが・・・。
新鮮で美味しい魚 アラカブや青物は新しい方が美味しいと思います。
けど鯛は、日にちが経ったほうが美味しいと思います。


テンヤとの出合い
大学時代、2回程呼子(小友港)のテンヤ釣りをしたことがありました。この頃は、沖ノ島のカゴ釣りでヒラマサ狙いに没頭していました。
竿を使わない釣りなんて・・・。こんな軽い錘で底が初心者に取れるハズない!釣れるのはご兄弟の船長だけ。
何回、底を教えてもらってもわからない! もう、二度としない!難しい! 悪夢でした。このことは記憶の彼方にしまっていました。
 それから、就職で岡山の倉敷市に!ここでは、会社の上司の船で瀬戸内のスズキやママカリを釣りに!
あとは、湯原や大山等でフライフィッシング(渓流)にハマって毛鉤をいろいろ作っていました。(この時も良い出会いがありましたが・・・。)
4年前に福岡に戻って来てからいろんな釣りに行きました。道具も高く、いろんな竿が必要でした。これが本当にしたい釣りなのか?
もっと単純な釣りがあるんじゃないか?そんなことを思って釣りをしていました。
 取引先の人が、圓野さん一度一緒に釣りに行きませんか?と誘われるままにその人にすべてお任せしていました。
最初は対馬に大ヒラメを狙いに行くよ!と言われて車に便乗して行くとなぜか、大学時代に行ったご兄弟船長の船の前に居ました。
取引先の人に聞くと、時化で船が出ないので直前に船を変えたそうで僕にはその事が伝わっていませんでした。
竿も全然違うしリールも違うので道具を船長に聞くとビシヨマしかないという!大学時代の悪夢がよみがえってキマシタ!
やっぱり、底がわからない!釣れるのは、ご兄弟の船長だけ!何かが違うと思ってよくよく見ると釣り方が違う。
手操って・手操って・手操って、ギュ・ギュ・ギュ!
僕は、底らしきところでジーっと待っていました。試しに船長に就けてもらったここが底というゴム印からゆっくり持ち上げると、軽い部分と重い部分があることに気がつきました。ゆっくり手操るとゴツ!掛かったのですが直ぐにバレテしまいました
その後、道糸を持ち上げる時にフッと軽くなりアオナ(アオハタ)が掛かりました。そして、納竿直前に手操っていると小鯛が1枚だけ釣れました。
けど、面白い!
なぜかっていうと、単純な仕掛けで魚を釣る。直前手に伝わってくる魚信がたまりません。 手操って魚を掛けるということもたまりません。
前述したフライフィッシングも魚がどのようにして食べるのかを考えないとなかなか釣れません。テンヤ釣りも同じと思います。
どこで食ってくるのか?どのように餌を追ってくるのか?そのスピードはどのくらいなのか?などなど。

木鶏丸に乗船させてもらい、最初は道具の捌き方がうまくいかずまた全然釣れなく船長にご迷惑をお掛けしていたと思います。
底を取りきらんばかりに、他の人に絡んでしまったりなどなど・・・。けど、この時にいろいろ船長に教えていただいて次第にコツが解かってきました。
 又他の船と違うのが、木鶏丸にはあります。船長をはじめ常連の方々が、非常に優しいと思います。疑問に思ったことを素直に話すと誰でも教えてくれます。
確かに釣りをする人は無口な人が多いと思いますが、話してみるとそんなことありません。口数少ないけど、やさしい人ばかりです。

船長にタマの作り方を聞いたり、他の常連の方に聞いたりして自分で作ってみてください。楽しいですよ!多少の作り方に違いがありますが、そんなに難しくないですよ!
ヨマも自分で作るのは出来ますが、これはあまりお勧めできません。僕は、3本作ってみました。気が入ってしまって口の周りにのぼせが出来大変苦労しました。

ヨマとハリスとタマだけで釣るこのテンヤ釣りは、単純だけに面白いです。テンヤのタマが落ちる時に食ってくる魚もいるし、仕掛けを高速で上げているときに食ってくる魚もいますよね。
けど釣れるという事は、その魚に合ってたということですよね。なら、どのような感じでタマが落ちているのか?着底して底を切る時はどんな感じなのだろう?など考えていると楽しくなります。
釣れるスピードは?底から追いかけて来ているのか?
それとも底を切ったところに魚がいるのか・など・・・。
日によって違うので、船長や自分でこの人うまいなーって思う人の釣り方を見てください。どこか違うと思います。
その日にあった釣りを探してみんなで楽しく釣りをしましょう!
木鶏丸は、皆で楽しく釣りが出来る船です。いろんな人と出会える船です。釣れて楽しく、釣れずに悩む事も楽しく思える船です。
一緒に鯛釣りを楽しみましょう!