今回からテンヤの魅力について
常連さんの皆様に執筆してもらう事にしましたので
船長から指名を受けた常連さん、嫌がらずに書いて下さいね。
という事で今回は8月10日まで木鶏丸記録を保持していました
福岡空港ビルディング(株)の森下鉄征様にお願いいたしました。


               テンヤ釣りにこんなにはまるとは!!!

 
私が初めてテンヤ釣りを経験したのは、昨年の10月対馬沖でした。 もちろん木鶏丸に
 乗船するのも初めて、この日は絶好の天気、ベタ凪で噂どおり木鶏丸は30ノット以上で
 爆走、2時間足らずで漁場に到着。「さあこれからだ!」と思った瞬間、以前友人から
 テンヤ釣りは
 「
底がとれるかどうかですべてが決まる、とりきらんかったら釣りにならんバイ」
 と言われたことが脳裏をよぎり、やや不安を抱きながらヨマを下ろし始め釣りスタート。
 最初、船頭さんから「ここが底です。オモリが軽く感じるところが底です。」と底とりを  
 していただいたものの、案の定「
どこが底??わからんばい」状態、おまけにこの日は
 二枚潮、ついついヨマを出し続け、気が付けば周りの皆さんと「お祭り状態」。
 その都度船頭さんに底を取っていただいたおかげで、何とか釣りを続けることは出来た
 ものの、最後まで「底がどこかよくわからない」まま終了。
 当日の釣果はボッコ・真鯛各々1匹、この真鯛なぜかこの日唯一の真鯛であったにもかか
 わらず、私の気持ちは底が取れない悔しさでいっぱい。 帰りの2時間は船頭さんの横に
 立ちテンヤ釣りについていろいろと話を聞かせていただきながら帰港したことが
 昨日のように思えます。
 これが私のテンヤ釣りにはまったスタートであり、新たな挑戦の始まりでもありました。


 それからというもの、私の趣味も一変!バカみたいにやっていたゴルフも絶ち、小遣い
 すべてを毎週木鶏丸に投入。更には時化で出船できない時は「ダマの色塗り」等仕掛け
 作りに没頭。 恋人?以上に「テンヤ釣り」を愛する人間に見事変身してしまいました。


 とにかくこのテンヤ釣り、手釣りというシンプルさからは想像もできない程の醍醐味が味わ
 える。特に大物がかかったとき、船べりから
バチバチバチと音を立てて出て行くヨマを
 指先で感じているときは 「もう最高!!たまりません」状態。
 この感触を求めて木鶏丸に通っているようなものです。
 こんな感じで今では、自分でも怖くなるくらいテンヤ釣りにはまった生活を送っています。    
   (ちょっとはまりすぎかなとようやく最近感じてはきましたが、
                    もうしばらくは続きそうです。)


 そして釣果の方はと言えば、最初はとにかく「真鯛を釣りたい」一心だったものが、
 人間は贅沢な動物ですよね! 回を重ねる毎に大物志向となり、更に道具に「狙え10s」
 とまで書く熱の入れよう。 そして2月海の神様 四国香川の金刀比羅宮を参拝したその
 翌日、神様のご利益があったのか、
      
木鶏丸記録となる93p・10.8sを釣ることができました。  
         (その後道具も「狙え12s」に書き換えました。)


 【しかし、しかし!!この原稿執筆中の8月11日13時過ぎ、沖ノ島に出船中の船頭さんから
  携帯に「たった今 山岡さんが記録塗り替えたかも」と連絡を受け、
  再度夕方「
98p・11kg」と聞かされ、私の記録保持も6ヶ月で終了。
     さすが私の師匠山岡名人納得納得!! (勝手に師匠と呼んですみません)】


 テンヤ釣りにはまったもうひとつの理由は「船頭さん」の人柄。
 この船頭さん、とにかくお客さんの面倒見がよく、そして大の「鯛釣り大好き人間」。
 よくよく話を聞くと「テンヤ釣りの趣味が転じて、船頭になった」 そうです。
 まあこれで納得できますよね! お客さんの心を掴むのが上手いのも。
 私が最近釣りに行って楽しみにしていることがあります。 もちろん自分自身の釣りも楽しい
 のですがもうひとつの楽しみは「船頭さんの釣る姿を見る」こと。
 とにかく船頭さんは「嬉しそうにニコニコ」しながら、またアタリがあるとき
 「真剣」な面持ちで釣られています。
 「ホントこの人船頭??」って思うくらい、その姿は「
タダの釣り人」。
 皆さんも是非一度見られると良いでしょう。
 楽しいだけではなく、きっと「ヨマの操り方」等絶妙なテクニックも参考になると思いますよ


 以上、取り留めのない話をダラダラと書いてきましたが、最後にテンヤ釣りを経験されて
 ない方々に一言。
 テンヤ釣りは確かに最初は難しいと思います。
 しかしその難しさがあるからこそ本当の意味で楽しい釣りになるのではないでしょうか。
 ○○釣りのように魚が勝手に釣れていた(これはこれで嬉しいですけどね!)のではなく、
 「
魚との駆け引きを味わい、そして魚を釣った」と実感できるのは、海上(海中)の
 格闘技と言っても過言ではないこのテンヤ釣りしかないと私は思います。

    どうか皆さん昔から長年受け継がれてきた
               この「テンヤ釣り」を
後世に引き継いで行きましょう。

         近いうちに木鶏丸でお会いできるのを楽しみにしています。

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